DXとは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略語で、日本語では「デジタル革新」や「デジタル変換」という意味の言葉です。
DXを実現するためには「デジタイゼーション」→「デジタライゼーション」→「デジタルトランスフォーメーション」という3つのステップを踏む必要があります。

デジタイゼーション

アナログ、物理データをデジタルデータに変換することです。DXを実現するための最初のステップが、このデジタイゼーションになります。

デジタライゼーション

業務や作業そのもの、または業務・開発フローなどをデジタル化することです。
つまり、デジタルツールやテクノロジーを活用して、業務効率化や自動化を実現したり、業務・生産フローを効率化したりする活動といえます。

デジタルトランスフォーメーション

デジタイゼーションやデジタライゼーションといったデジタル化を経て、ビジネスモデルの変革を起こす活動です。
組織体制や業務・開発フローを抜本的に見直し、生産性や市場における競争力を高めることで、顧客に新たな価値を提供できる新規ビジネスを創出して人々の生活を豊かにするだけでなく、企業の収益向上も実現することです。

実例

北見市民なら、この活動の恩恵を受けているのではないでしょうか。
というのも、北見市役所で導入されニュースにもなった「北見市役所のワンストップ窓口」です。
以前は、申込用紙に記入して窓口に提出、窓口が処理を行い書類を受け取るといった感じでした。
場合によっては、何度も他の窓口へ移動してなんてことも。
これは、窓口の業務を改善した結果です。利用者側から見ると申込用紙の記載が不要になっただけですが、実は窓口受付後の業務処理が改善されており、業務の効率化が図られています。

このような、業務改善はプログラミング的な考え方、処理の仕方などがかかわってきます。
実際にプログラムを作成し、業務の効率化を図るケースも少なくありません。